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今夜の番組チェック

《2007年5月》

5月8日、一月ぶりにロンボクに戻りました。
日本に帰国していたのは4月9日から5月5日の間で、着いた日には桜はもう散り掛かっていました。散った花びらで白いじゅうたんのようになった道を歩いたのが久しぶりの経験でした。

帰国後ほどなく友人のKさんのダンス教室で一日講師を務めました。アンボンの楽しい曲を使ってみんなでいっしょにウォーミングアップの体操、スマトラのかんたんな踊りを教え、ロンボクとバリの踊りをひとつずつ見てもらいました。
父母も何人か見に来てくれて私も久々に日本の子供たちと交流し、楽しい一日を過ごしました。

そしてこれがきっかけとなって隣の市のギャラリーを紹介され、次回帰国の10月には3日間ロンボクのイベントを開催することになりました。
ダンスとトークの他ロンボクの芸術家とその作品を紹介する趣向で、昼食やお茶菓子も用意され、内容の濃いものになりそうです。
資料を作る必要のあることから、とうとうこの私もデジタルカメラを買いました。1年前のケータイにつづいて今度はデジカメを入手した私は今までの原始人から現代人にようやく変身しました。
デジカメ購入に当たっては、プロの写真家である二人の友人のアドバイスを受け、写真が趣味のお隣のご主人にいっしょにお店に行っていただいて選びました。
パナソニックの中古を買ったのですが、家のすぐ近くに中古のパソコンデジカメ専門店があって開店前から列ができるほど賑わっていることをはじめて知ってびっくりしました。

そのほか、今回の一時帰国では高校のクラブの仲間と会ったり、8年前までいっしょに仕事をしていた元の職場の人たちとハイキングを楽しんだり、10月のイベント会場となるギャラリーの関係者の人たちと親しくなり、懐かしい再会と新しい出会いに恵まれた充実した時間を過ごしました。


ロンボクに戻ってからはまず野菜のおいしいことを実感しました。
日本では自然食品の店で買う有機野菜や近所の農家で作っている低農薬野菜を食べていましたが、ロンボクのイキのいい野菜には到底かないません。果物は勿論種類も豊富で値段も安いことからロンボクでは毎日浴びるように食べているので、日本では果物不足が不満です。
野菜と果物だけでなく、市場で売っているちまきのような蒸し菓子や中華まんじゅうなども素朴な味わいで、日本の少なくとも都会ではもうこんな味には出会えないのかと淋しくなります。

そして何よりここで嬉しいのは、この開けっ放しの風通しのいい空間。
隣の住人がやってきて勝手に冷蔵庫を開けて何か食べていったり、東屋で寝ていったりするのが私にはちっとも気にならなくて、インドネシアだなあと思います。
日本からバリに着いた翌朝、道で寝ている人を見たときも帰ってきたんだとわくわくしました。日本なら道で寝ているのはホームレスぐらいのものです。
ジャカルタに13年住んでいて最近帰国した帆石亭の常連客が久々にロンボクを訪ねてきて「日本は個中心で人と人の間に垣根があるのがきゅうくつ」と話していました。


日本とインドネシアを比べると、国としては日本のほうが格がずっと上だとは思うものの、自分が日本で老後を迎えることには不安があります。
日本ではテレビ、新聞、雑誌などで常に不安をあおるような報道がされ、お金のない人は勿論、経済的にかなりゆとりのある人でも将来に不安を抱えながら生きている気がします。
もっと不安材料がいっぱいのはずのインドネシアの方が人々がおおらかであっけらかんとしているのはどうしてでしょうか。


*今月のお客様は日本とインドネシア(ジャワ、スンバワ)から。

*5月18日、インドネシア各地で高波が起こり、帆石亭のすぐ前の道路にまで海水が入りました。浜で真珠を売っている人の話では、突然大きな波が来てみんなあわてて逃げたそうです。午前11時ごろのことですが、その夜も漁師の家の中にまで波が入ったとのこと。地震や津波でなく低気圧による暴風の影響だったそうですが、日本でも今までなかったような竜巻や突風に見舞われるようになったし、これも地球温暖化のひとつの現れでしょうか。

*これが最後、これが最後、といいながら今年86歳になる母が4度目のロンボクを訪問し、2週間近く滞在していました。果物と野菜がおいしいおいしいと毎日舌鼓を打って朝は私と犬とで山道を散歩していました。まだ来年も来られるのでは、と思います。

*5月17日(木)は祝日(キリスト昇天の日)で20日の日曜まで4連休にして旅行を楽しむ人もいました。
帆石亭もジャカルタからのお客様が2組入りました。20日の便で日本へ帰った母の話ではガルーダ機はバリで満杯でしたがほとんどの人がジャカルタで降りてしまい、成田まではガラガラだったそうです。
やはりジャカルタに住んでいる日本人はバリで休暇を過ごすというのが定番のようですが、バリでは最近、日本からの観光客より中国韓国からのツーリストが目立っています。


Bungalow Batu Layar (帆石亭) 黒野

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